海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミ で一緒に海外クルージングの世界へ。

カレドニアン運河 中

カレドニアン運河 中

あと2日間だけ、予定が狂ったと、嘆いても好転しない。好天!!素晴らしい贈り物。最高峰の山並みを眺めながら、運河の中を走る。

下の2枚の写真は先日撮ったものです。前日はくもりぞら。
列車が鉄橋を通過します

この写真が通称ラダーと呼ばれる、階段状の連続した閘門です。写真には南下してくる船のマストなども写ってます。手前は鉄橋です。7段の水門がありました。
次々と南下する漁船が降りて来ます

好天で気分一新、噂に聞く”ヨットのラダー”登り。
夜明けと共に、準備して、閘門へ接近。
鉄橋が開き、最初の閘門が開く、穴倉の中へ入る感じ。

最初の閘門内で舫いロープをとる。如何してか入った水門が開いたまま、暫く待つ。少し経って他の1隻のヨットが入って来た。これを待っていたんだと、判った。色々あります。

その後は、次の手順の繰り返しで閘門の水門を7段上がる。

  • 入った水門を閉める
  • 一段上のドックから、水が出てきて水位が上がる。
  • 上下の水位が同じになると、間の水門が開く
  • ヨットを次のチャンバーに進める
  • 後ろの水門が閉まる
    以上の繰り返しで、段々と上がって行きます。

どの位の上下差? 次の3枚の写真でどうぞ。
ヨットの乗員は1人は操船、前後に1人ずつ付いて、上下に合わせて、舫い綱の操作が常時必要、少ない写真です。

2つの水面が同じになり、次のチャンバーへ入った直後です。後ろの水門が閉じられ、上のチャンバーから水が移され、横の壁に付いている線まで水位が上がります。周囲の人の背丈と比較されたし。
この時は周囲から崩れてこないかとの思いが出ます。

先の図とチャンバーが違いますが水位が上がって来ました。遥かに海が見えます。
ヨットの幅はほぼ同じ、約4m20cm 長さは15m程 これと比較すると運河を通れる、船の限界の大きさがお判り出来るでしょう。
中程まで上がりました。

一番上まで、上がり、忙しい作業も終わり、一休み。
この頃には、山頂にも雲がかかって来ました。
眺めは最高。

この時一緒のヨットは
ノルウエーから大西洋、カリブ海、で過ごし、故郷のオスロへ帰る途中。スキッパーは車椅子の中年の男性、みんなでアシストしての航海。後で知ったのですがこの人国では有名なスキッパーだったんです。

階段状閘門を通過した後のクルーの感想は?

  • クルー、ネコ、艇首での作業
    水門が開き中へ入る。穴倉へ入る感じ。正面に、水面が高い次の水門の扉、上、隙間から滝のように流れ落ちる水、相当古そう、崩れてきたらどうなる?凄い恐怖感。
  • クルー・ミーコ、艇尾での作業
    入って来た後ろの扉が閉まる。1段上のチャンバーから水が入って来る、水位が高まり、後ろの扉とほとんど同じ高さになると、その水位に浮かんでいるヨットの上では、後ろを見ると、ゾーット!、上がって来た階段状が丸見え、後ろの水門の扉が壊れたらどうなる?

次のチャンバーへ入り、後ろの水門が閉まると、水位を同じにするために、大量の水が底から入れられますが、この時ヨットは、動きが微妙、不安定な感じ、ふわふわした感じで、実に不安定な動きです。大きな運河では経験できないフィーリングです。
特に深い、狭いチャンバー内では、係留索が取り難い、ヨットの動きが微妙で、調整が難しかったようです。

さあこれから、運河の中の様子を写真で見ながら、一緒にクルーズしましょう。必要以外は説明抜きです。

どうぞ!

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場所、時期により水位の変わらない、閘門があります。ここでは水門は開いたままです。
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Fort Augustusに着きました。ここでは係留施設があり、観光、宿泊、買い物、等一泊するには最高。
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この後、下りの閘門となり、下がった湖が ネス湖です。

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