海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミ で一緒に海外クルージングの世界へ。

セーリングとGPS

セーリングとGPS・航法の基礎知識

陸海空を問わず、GPSが無造作に使用され、MAPと連動して本当に便利です。又価格も下がり求め易くなりました。
これに反して、GPSを信頼しすぎ、頼り過ぎで、航法の基礎知識が、疎かにされている事を感じてます。

使用法に迷い、事故!

メキシコ・エンセナダに停泊中、アメリカのヨットがサンディエゴから、夜間沖合へ到着。VHF16で緊急通信。
港の位置が判らない。なんと、自分たちの場所は何処なの?としきりに通信してる。
友人のセットしたGPSに従って沖合まで着いたのだが、使用法が未熟で港の位置さえ入力できない!適した海図を持ってない。

沖合から見れば、突堤の灯台の明かりは、街の明かりで、非常に判別しにくい。
結果は。港から少し南にある、明るいリゾート地の側で、海岸へ乗り上げ!!
タカマミが係留中のマリーナのスタッフなど救助に駆けつけ。

翌朝、遭難したヨットの2組の中年夫婦は元気なくしょんぼり。でも怪我もなく幸いでした。

優れものの便利なものも、使いこなさなければ、持たないと同じですね。GPSとは限りませんが。

カーナビに気を取られ事故を起こさないようにしましょう。

楽しい旅を中断、そして中止

パナマを2隻のアメリカからのヨットと共に、南海の楽園へ夢を持ち、途中のガラパゴスへ向け出発。1夜明けて1隻のヨットが引き返すと。なんとGPSが不調との理由。先日にもパナマ・バルボア沖のペアレス諸島クルージング中、GPSが不調と引き返した経緯もありました。
結局、GPS不具合の為、永年の南海へのセーリングを取り止め、又は計画変更に追いやられた例です。

タカマミ?
錆びてません! セキスタント(天測六分儀)、天測歴、天測計算表、正規の海図。
レーダー、短波無線機、老人の頭の中、 これはどうかな?

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