スタバンガーへ
主要都市スタバンガーへ
フィヨルドのクルージングで特に注意したのは次の事でしょうか。
天気の急変は、フィヨルドでは激しい吹き下ろしの強風、谷間風の吹き抜け、錨のホールディングが良くない、急に深くなり錨地が少ない。
加えて天気予報は聞き取れない、情報不足で天気には最大に注意が必要です。やはり定時の天気図が受信できる時は必ず受信。夏は急変することが少ないシーズンですので、やはりプランの段階で、安全なクルージングの第一要件です。
ノールウエー西岸では、大きな干満差が無く、伴う潮流で潮待ちなど無かった事。但し潮流は吹いた風の向きに影響されるので判断の材料に。
ハーダンガー・フィヨルドから一旦北海へ出て、約10nm南下すると、本土とKarmoy島に挟まれた狭い海峡へ。
北の入口左岸はHaugesund、両側の施設など、のんびり拝見しながら15nm程の海峡を、南へ抜ける 。南東へ約20nm程でスタバンガーへ着きます。当地は、地方第一の主要都市であって活発な街です。
海峡よりもむしろ水路の中を航行する雰囲気でした。特に北部は都会の雰囲気、南へ行くと、静かな住宅街など。
東側岸壁へ係留。係留代? もちろん無料です。
北へ向かうヨット2隻の乗員と交流。情報交換も楽しい語らいの一つです。
南の橋を後にして。再び外海に面した海域を3時間ほど航行し再び半島の蔭へ。湾の奥がスタバンガー。
雄大なリーセ・フィヨルドへは当地が基地になります。翌日、途中で出会った風景です。