ベルギー・フランス
オランダ最期の地、VLISSINGEN へ到着は7月27日。北海でのセーリング、特にドーバー海峡辺りのセーリングは、風向と海流、方向と流速、を無視すると、快適であるはずのセーリングが、不快極まりない、地形の関係で、逃れようのない、結果になります。
27日到着以来、次の計画を気にしつつ、天候と潮汐を睨めっこ。
その間に、不審船と思われたのか、それとも、俺スキッパーの人相? 警察の捜査官2人の来訪と船内捜査。何の問題もない、善良なヨットなのに。ご苦労さんです!
一度、夕方シーロックを通り、運河の外へ出たのですが、暗さと意外な外の海況、クルーの極度の不安、で直ぐ運河内へ引き返し。引き返しは勇気と決断が要ります。
この様なおまけ?の後、7月30日、条件最高のもと、待てば海路の日和とか! 30NM先の地、ベルギー・OOSTENDE へ向け オランダを後にしました。
ベルギー・オオステンド”OOSTENDE”、フランス・カレー”CALAIS”等を経て、一旦、タカマミの進水地、造船所へ寄り、整備を済ませた後、チャンネル諸島を経てイベリア半島へ向かいます。
別の地図 も参照下さい。 ページ右下の前のページへをクリックでこのページへ戻ります。
ご承知のように、オオステンドは、イギリス・ドーバー港と頻繁に通うフェリー(ほとんど高速水中翼船)で結ばれていて、交通の要所で、忙しい街でした。
次ぎ5シーンは、オオステンド関連の写真です。
流石にベルギーの海路の要所、賑わいは陸海とも凄い。
フランス・イギリスとの交通の要所であり、北部の主要都市である港町。海底トンネルが開通した後はどうなってるのでしょう?
翌日、フランス・カレーへ向け順風、連れ潮で快調にカレーへ到着。
東から西へ長く延びてる、防波堤を入り左側の商業用桟橋を過ぎ奥へ入ると、右寄りの奥に、今は殆どレジャーボート用となった、ドック(船溜まり場)があり、ある程度の満ち潮ではゲートは開いてます。
なんと、タカマミの後ろへ係留されたヨット。オーナーはドイツ人の友人のヨット。最初は、我々が早く係留していたが。双方とも知らずに係留、判った時は驚きました。