ポート・パトリック
ポート・パトリック
スコットランド・今日は !!
パトリック:アイルランドで本格的な布教活動した最初の司教さんの名前です。
散歩の途中、古いが立派な教会を見ました。
マン島・ダグラス港を出港北上、マン島北端東側、所々に渦が見られる、複雑な海流の中をセーリング中、なんと舵が効かなくなった?
タカマミの最初の機械的なトラブル。
緊急装置に切り替え、凌いでいる間に、正規の操舵装置のメカニズムを順を追ってトレース、ジョイントのボルトが4本のうち2本外れ、残り2本もぶらぶら。歯車が噛み合っていない。 原因が判ったので至急修理。 無難に乗り切る。(北欧を離れ、南下の時、造船所へ、装置の総点検、部材の信頼性等について強く要求。)
初めての海域、地域、スコットランドと聞くだけで異種の感情が湧き、風の方向、風力が不規則、意外と潮流が複雑と戸惑うセーリング、メカのトラブルなどがあったが、セーリングに快調さえ感じる。
スコットランド地方で北アイルランドに面した南西端の岬(Mull of Galloaway)。
目的港は岩場の中へ築かれた興味ある港:ポート・パトリックへ。
中央部、入り口が狭い、入ると左(ポート)側へ直角に入る。ポートパトリック港
GOOGLE MAP より
港の入口付近。ここに港がある。と知らないと見過ごしてしまう。ただただ岩場岩場岩場!!
入口南側に灯台。 この写真後日陸側から撮影したもの。こちらに向かって、ゆっくり、用心深く、中程で最後の入口が左側に現れる。
最初の入口を入った所。周囲の雰囲気は最高。 気を取られてると、オン・ザ・ロック! 岩礁、浅瀬!!
外からはマストは殆ど見えません、港の気配さえもなし。後日陸から写す。
狭い港内ではお互いにサイド・バイ・サイドで。白い船体がタカマミ。特に干潮の時は、岩壁の登り降りは大変。
背の高い作業船でも港外からは見えません。
内側より港出口(湾出口ではない)を見る。岸壁の高さに注意)
サイド・バイ・サイドで過ごした1夜の友の別れは格別。この時、自分の着ている物を記念に投げる人も。
サンキューでした。
明ければ、天気に問題なければ、次の出会いへ、続々と。
漁船、救命艇、レジャーボート、作業船等、様々な小型船が狭い港内に、特に夜間はびっしり。
沿岸をセーリング中、何世紀も遡った感覚へ。
古い物が大切にされてる様子が、伝わってきます。