ミチクサ・セーリングで、より見えてくるもの?
ミチクサ・セーリングで、より見えてくるもの?
特に外国の沿岸をセーリングする時、航法以外での思いは?
地形の厳しさ、樹木は、耕作状況、動植物、家屋の形,人の動き・・・
興味は尽きません。
その様な事から、天気、目的地の到着予定時刻を考慮して、出来るだけ昼間のセーリングを心掛けます。 興味が湧けば,計画外の寄り道をする事のなんと多かったこと。
前もっての情報では得られない経験、出会い、発見は、感激が大きいですよ。
最近の国内の電力事情、自然エネルギー事情,等多くの話題に接している時、1988年当時の北欧、デンマークの沿岸をセーリングした記憶が蘇りました。
次の最初の写真は、1988年セーリング中にタカマミから撮影した沿岸一帯に立ち並ぶ風力発電の風車群です。此処だけでも大型風車が十数機。当時聞いた言葉、方々にその様な施設がある事。
情報によると,デンマークの風力発電の割合は全消費電力の20数パーセント。・・・驚きでした。
石化燃料資源の乏しい、自国のエネルギー事情,最近の原発からの脱却したデンマーク。 それに比べ殆どの資源を輸入に頼る,経済界誘導の、我が国の政策は?
台風の多い我が国の,気象状態を考慮せずに導入設置、強度不足を云々して,機材設置を否定、躊躇。 文化国家にあきれます!
デンマークでセーリング中に出会った、古い,最先端の省エネ船。
この様な出会いは,意外と機会が多いですよ!
1993年設置したタカマミのソーラーパネルの1枚。当時最高の性能の製品。
100w×2枚、 50w×1枚 =Max 250W ≒15A
註:1枚当たり:2本のボートフックの改良品と調整機能、ブレーキ付き締め付け,1本のステン棒。 で取り付け。
特徴:頑丈でも取り外し可、3軸の傾斜で効率を上げる。
風力発電は約2年で船内騒音の発生、メンテナンスから設置使用は断念。
中南米沿岸~南太平洋~アジア
小型発電機,伴うガソリン燃料必要なし。何日錨泊しても主エンジンでの充電必要なし。
最近のセーリングヨットの多くは、フリーザー、エアコン、電子レンジ、電気機器の過剰設置、照明設備の無頓着 >・・・設備、メンテナンスの時間、修理費用・・うなぎ登り。 何をターゲットのセーリング ?
ハル・ロスさん(著名なセイラー)の嘆きはいかほど?
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